今やどの地域においても放置空き家は問題となってきています。それは地方になればより深刻さを増しているのが現実。ゴミ屋敷の片付け事例も度々取り上げられるようになってきました。

私も親がかつて住んでいた人口の少ない海沿いのとある町に放置空き家があります。

親は複雑な家庭であったがために所有権者が曖昧で、仕方なく土地の税金を払い続けてはいるものの、既に40年以上も空き家の状態が続いているがために腐食は激しく家自体は倒壊しており廃屋状態。

幸い空き家の周囲は畑があるのみで、隣家までの距離は100メートル以上あるのでこれまでに大きな問題となったことはありません。

とは言え海がとても近いため、潮風により腐食は進みカモメなど鳥が近づくことで決して景観が良いとは言えない現状です。強風が吹きやすい場所でもありますので屋根の一部が飛ばされるなどでの被害が出ないかという心配もあります。

今後は制度の変更により固定資産税が6倍に膨らむという可能性もありますので、早目の対策が必要となって来るでしょう。

メール等で問い合わせられる相談窓口も多くあるようですので、皆さんも同じような悩みをお持ちでしたら一度相談したほうが良いと言えそうです。