本庄市の工務店でリフォームを何度かした夫の実家はいまや空き家となってしまいました。夫は私が実家の管理で苦労しているのを見ているので、自分の実家を時々訪れては空気を入れ替えたりしていたのですが、やはり人が住んでいないと家の傷み方が激しく、このままでは家として使えなくなると思い、借り手を探すことにしました。

しかし、田舎の山間部にある古い家を借りてくれる人はなく途方に暮れているところに、市が空き家対策として「空き家バンク」なるものを始めたという情報を得たのです。

「これだ!」と思い早速市に申し込むと、担当の方がすぐに空き家を見に来られて、写真を撮ったり間取りを聞かれたり、希望の家賃額を聞かれたりしました。

市のホームページに情報を乗せてもらい、借りたいという人からの連絡を待つことに。

連絡は全て市を通してなので、こちら側としても煩わしいこともなく、かつ安心できました。

実際に3組家を見に来られたのですが、市の担当の方が空き家まで連れてきてくださり、私たちは現地で待っているだけ。

おかげさまで何とか借り手が見つかり、契約することが出来ました。

市の担当者の話によると古民家ブームということもあり、古い家がいいという方が結構いらっしゃるようで、古い家でもそこそこ需要があるようです。

まぁ、家賃1万円という破格値にしたことも、借り手がすぐに見つかった理由の一つだとは思うのですが…。